犬の出産予定日は、交配日から63日後を目安に計算します。環境省の資料では犬の妊娠期間を約63日としており、獣医学の参考書 Merck Veterinary Manual は、最初に交配を許した日から58〜72日と幅があるとしています(2026年9月時点)。
計算のしかた
このツールは、次のルールで日付を出しています。JavaScript が使えない環境でも、同じ方法で手計算できます。
| 項目 | 計算 |
|---|---|
| 出産予定日(目安) | 1回目の交配日 + 63日 |
| 目安の範囲 | 1回目の交配日 + 58日 〜 最後の交配日 + 68日 |
| 獣医学の参考書の幅 | 最初の交配日 + 58日 〜 + 72日(Merck Veterinary Manual) |
例:交配日が2026年7月1日なら、63日後の2026年9月2日が出産予定日の目安です。58日後は8月28日、68日後は9月7日です。
予定日に幅がある理由
Merck Veterinary Manual は、犬では発情のしぐさと実際に受胎した時期がずれることや、精子が雌の体内で長く(7日以上)生きていることが多いことから、交配日だけでは出産日を正確に予測しにくいと説明しています。排卵の時期を獣医師の検査で確かめている場合は、より狭い範囲で予測できます。
このため、表示される日付はあくまで目安です。予定日より早くても遅くても、母犬の様子をよく見て、気になることがあれば獣医師に相談してください。
出産が近いサイン:体温
Merck Veterinary Manual によると、多くの犬で分娩の8〜24時間前に直腸温が平均37.1℃(36.7〜37.8℃)まで下がります。予定日の1週間ほど前から、毎日決まった時間に体温を測って記録しておくと、変化に気づきやすくなります。
交配と出産の記録
販売のために繁殖を行う動物取扱業者は、交配年月日、出産予定日、出産年月日、出産数、雌の交配時の年齢、生涯出産回数などを繁殖実施状況記録台帳に記録し、5年間保管します(飼養管理基準省令第2条第6号ハ)。交配の前に、母犬の年齢と出産回数が基準の範囲内かを繁殖回数・年齢チェックで確かめておきましょう。
出典
- Merck Veterinary Manual「Whelping and Queening in Bitches and Queens」(確認日 2026-09-24)
- 環境省「動物取扱業における犬猫の飼養管理基準の解釈と運用指針」6. 繁殖に関する事項(PDF、p.44 図表21)(確認日 2026-09-24)
- 第一種動物取扱業者及び第二種動物取扱業者が取り扱う動物の管理の方法等の基準を定める省令(e-Gov 法令検索) 第2条第6号(確認日 2026-09-24)
計算結果は目安です。母犬と子犬の健康状態の判断は獣医師にご相談ください。